xmlの罠

2008年8月6日 コンピュータ
現在開発に関わっているシステムでは、Configファイルをxml形式で記述しています。
このxml形式、タグの名前の先頭はアルファベットじゃなきゃいけないという制限(ルール)があります。
で、そのルールに違反したConfigファイルを作成するとどうなるか。
Config取得の共通モジュール(クラス)をnewした瞬間、エラーが発生してcatchに飛びます。エラー処理の中でログを出力するのですが、ログ出力の共通モジュール内でもConfigを参照しているようで、ここでまたエラー。ログを吐かずに上位関数のcatchに飛び、以下繰り返し。
今まで問題なく動いていたのに急に動かなくなる、しかも特定の画面でエラー発生ではなくシステム全般で満遍なくエラー発生。マジ泣きする寸前でした。
これの原因調査で2日潰しました。スケジュール維持のため土日はどちらも休日出勤の予定。LMCも東海道Vintageもさようなら。

原因判明後、原因となったタグを追加した担当者にヒアリング。
「本来ならデータベースに新テーブル作ってそこにデータ格納するのが筋なんですが、お客さんに基本設計書を提出してハンコもらっちゃったから、テーブル増やせないんですよ。しょうがないからConfigに、キーコード(3桁の数字)をタグ名にしてデータを定義したんです」
直接の原因は業務一般知識の理解不足、根本的な原因は詳細設計のミスということになるのだろうが…… なんか釈然としない。

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