夢日記

2010年11月25日 日常
古文書を手にした女性が心底残念そうな顔で私に語ってきました。
「継体天皇の"体"の文字が違っていたら、実在を証明できたのに……」

継体天皇って古代ヤマト王朝の、越前にいた傍系のアレか? 実在証明ってことは、証明の根拠となる資料が記紀時代のものってことだろ、凄いな。一字違いって、写本作成時の転記ミスか何かの可能性もある?
そう思って慰めの言葉を掛けようとしたのですが、何か違和感があったので黙っていました。

目が覚めてから思い返してみると、確かにさっきの夢は変だった。
継体天皇の時代では、~王や~尊といった名前が使われており、そもそも「継体」という名前自体が江戸時代に作成されたはず。
後世につけられた名前で一字違いというのでは、どうやっても実在証明にはならない。

つまり、私は夢の中で騙されそうになったわけで。なかなか貴重な体験でした。
私を騙そうとした女性の正体は夢魔だったのか? まったくエロくなかったけど。

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